1999年に開業した静岡市清水区の複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」は、愛称「ドリプラ」で親しまれています。2012年8月に運営の株式会社ドリームプラザの社長に就任したのが大井一郎氏です。その大井社長の下で、2023年11月にはエスパルスドリームプラザ本館「SEA-side」に隣接する新館「PARK-side」がオープンしました。エンターテインメントをコンセプトに広域から集客をする本館に対し、今回の新館は地元のファミリー層をメインターゲットとしています。津波防潮堤と一体となった緑地やデッキを備え、非常時には津波避難ビルとしても活用できます。大井社長は「防災」「賑わい」「景観」をキーワードに挙げながら、日本の港で一番近い複合商業施設として、地元清水に寄り添い、地域と共に発展したいと語っています。